高台通りの街路樹の紅葉は、昨年とは色づきが少し違いますが、見事さはかわりませんね。「落ち葉掃き」も多くの皆さんのご協力で街の美しさが保たれています。我が家の周りは街路樹だけでなく、落葉樹を植えているので落葉が沢山でるのに、さぼっていて申し訳ありません。 昔の資料を見ましたら土地を購入したのは昭和47年。一寸した事情で転居開業にブレーキがかかったことで、その間に何回かこの土地の陽当たりと季節によって変わる風向きと風の勢いなどを調べに来ました。ここは特に夏は西北からの風が多いことが分かり、早速設計図を変更しました。 道路のアスファルトの照り返しがきついので、落葉樹を家の周りに植えることにしました。東側のコンクリート打ちっぱなしの壁は無愛想などで、秋の紅葉が美しい蔦を、ブロック塀は好まないので生垣を、庭の西側は西日を遮る葉の茂る落葉樹を、お隣との境は防火のための樹をと決めました。 大学入学で京都に来て、当時進駐軍に接収されていた植物園で、唯一日本人が入れる事務所の横にそれまで見たことのない花の樹がありました。アメリカハナミズキです。待合室の窓の外はこれ!春は花、秋は深紅の紅葉、これで決まり。 最後が玄関前の欅です。幼いときからの憧れの木でしたが、何せ大木になるので小さな家に植えるのは無理と観念していました。ところが東京の「ちひろ美術館」に行った際、石神井辺りは多くの巨大な欅の下にこじんまりした家が普通に建っているではありませんか。幸い前は広い道路少し枝が広がっても堪忍して!と現在の形になりました。 本日は落ち葉の言い訳になりました。 |