| 4丁目 大橋 輝子 さん |
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６年前夫の転勤で京都に引っ越すことになりました。当時浜松（静岡）で長男は高校に入学したばかり、長女は中学２年生で、高校・中学の転校は心配や戸惑うことばかりでした。塾や教育委員会から、長岡四中と西乙訓高校なら落ち着いた環境でお世話になれるのではないかとアドバイスをいただきました。学校に安心して通え、公園もあり環境もよい高台がよいと決心しました。 引っ越しの当日がちょうど４号公園での夏まつりの日でした。荷物を運んでいた私たちに、早速役員の方から「よかったら見に来てくださいね」と優しく声をかけていただき、ここに決めてよかったと感じました。また両学校とも転校生の子どもたちを快く受け入れてくださり、楽しい思い出を作り卒業しました。 我が家は転勤族で大阪→津→浜松→京都と引っ越し・転校を重ねてきました。津では近所に梨畑があり、松坂牛のお店もたくさんありました。子どもたちは、カブトムシをとったり、川遊びをしたりと自然の中で育ちました。浜松では家の前に佐鳴湖があり、風光明媚な環境で子どもたちも部活やマラソン大会で湖の遊歩道を走っていました。鰻の白焼きやみかんはさすがに美味しく楽しめました。音楽の街でもあり、中学校の合唱コンクールは、浜松駅前の本格的なホールで行われたこともあります。 どの土地に行っても人と美味しいものに恵まれ、別れの辛さと出会いの喜びを感じてきたように思います。今は長岡京での落ち着いた生活を楽しみつつ、第二・第三の故郷があることに感謝しています。 |
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