お 隣 さ ん
     
   

       2丁目  高山さん

 
   


5年前にも同じようなことがあったのですが、またこの春、野良猫が赤ちゃんを産みました。あちこち咥えて動き回り、近所の皆さんを困らせているうちに、親も子も弱ったのでしょうかやがて子猫たちは居なくなりました。これでは可哀そうと、親を捕まえ前と同じ医院で手術をして連れ帰り、檻を借り餌を与えたところやっと元気を取り戻しました。
また今回も前と同じようにそれ以上の近所の皆さんからのカンパもいただき、本当にありがとうございました。

母猫の子猫へのひたむきな愛情にほだされ、同じ悲劇を繰りかえさないようにとしたことです。しかし次に同じようなことがおきても、捕まえる時のストレスと見守るのに必要な力を考えると、私にはもうできないかなと思っています。

そしてもう一人近所にこんな方がおられます。隣家の方が引越しの際飼い犬の8歳のラブラドールを保健所へ連れていくとのことを耳にされ、自宅には1匹飼っておられるのに、引き取られたのです。今までのひどい飼われ方と打ってかわり、すっかり人懐こい賢い犬になりました。深い愛情に包まれて暮らし15年の一生を見守られました。心打たれることで、大変感激しています。

そんなこんなで、近所の方々とすっかり仲良く暖かいお付き合いが自然にできている今日このごろです。