京都の北大文字の送り火で妙法の”法”の字が灯る麓から、ここ高台に引越してきて、早や半世紀がたちます。越して来たころは、阪急バスが4丁目で折り返していて、本数も少なく随分不便な所だと感じました。しかしそれだけ人里離れた閑静な処でもありました。 私は美容師をしていて、最初は京都市内まで通っていましたが、暫くしてセブン通りに美容院を開業することができ今に至っています。 当初は余裕がなく、高台の自治会の行事にも殆ど参加できませんでした。しかし後藤先生にご懇意にしていただき、また最近はパソコン講座に参加させていただいています。何でもできるパソコンの楽しさを覚え、いろいろに使っています。先生にご指導いただき厚かましくも、ホームページも立ち上げました。 また長岡京市で10人ほどが集まった「竹園俳句会」という同好会をしています。四季の移ろいを、拙い俳句に託して楽しんでいます。 高台に住まいしてこれからも、色んなことを見たり聞いたり楽しい日々を送りたいと思います。 ☆線香花火の華やかさと寂しさを例えた句 「線香花火 果ててわが手の 暗くなり」 ☆春の華やかさを桜に託して詠んだ句 「満開の 花ひとひらも こぼさざる」 ☆心の合わぬ人を火に集まる虫に例えた句 「嘘つきの 口の赤さや 火取虫」 |
||