「高台歴史を楽しむ会」の6月例会が,6月20日(土),28名の参加で行われ、山科周辺を散策しました。梅雨の中,天候が心配されましたが、なんとか最後まで降らずにすみました。

地下鉄石田駅から東へ山に向って歩き、法界寺に着きました。
法界寺は藤原北家にあたる日野家の菩提寺で、親鸞聖人が誕生した寺でもあります。阿弥陀如来座像(国宝)、阿弥陀堂(国宝)はともに素晴らしく感動ものでした。

東大寺焼き打ちで有名な平重衡の墓に寄り、醍醐寺に向い,御所より移築した建物の「雨月茶屋」で食事をとりました。醍醐寺三宝院の庭園は,秀吉が1400を越える各地の名石を据えて作ったとされ,見ごたえのあるものでした。中でも「藤戸」という石があり,これは佐々木盛綱が藤戸の浅瀬を教えて殺された浦の男(高台の畑さんの先祖だそうです)から手に入れ,足利義政,細川藤賢,織田信長,豊臣秀吉へと伝えられた石とのことでした(殺された男に材をとった”藤戸”という能があります)。
五重塔も久しぶりにじっくり見ました。
随心院、勧修寺もそれぞれ味わいのある寺院でした。

少し疲れましたが全員元気に地下鉄小野駅から帰路につきました。
参加の皆様、むし暑い中、ご苦労さんでした。

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「歴史を楽しむ会」