平成23年3月 歴史の会

3月17日(木)「唐古鍵遺跡」と「唐招提寺」を訪れる、高台歴史を楽しむ会22年度最後の月例会が行われました。
当初電車での予定でしたが、交通が不便なため急遽観光バスになりました。歩かなくても良くなったことで参加者も増え36名となりました。

「唐古鍵遺跡」で出土土器に描かれた絵から復元された独特の形の楼閣を眺め、三輪山と二上山に向かって鬼道で祈る卑弥呼の幻影を見ました。

「唐古・鍵考古学ミュージアム」に移動したあと説明を受けました。魏志倭人伝に七万戸と記された邪馬台国がこの地であり、東西に向いた大型建物跡が見つかった近くの纏向遺跡が女王の都する所である、との妄想はますます広がりました。

館内レストランで昼食の後、由緒ある「鏡作坐天照魂神社」(かがみつくりにいます あまてるみたまじんしゃ)を見たのち、唐招提寺に向かいました。同寺の僧侶から説明を聞き、平城宮の東朝集殿を移築したとされる講堂や数々の国宝の仏像を拝観し、あらためて鑑真の業績を偲びました。

売店で思い思いのおみやげを買い、ビールを飲み飲み帰路に着きました。途中渋滞もなく、予定より早く高台に帰りました。
参加の皆様の協力により無事終えることができました。ありがとうございました。

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